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アスリートの遺伝子

アスリートの遺伝子

スタッフの義澤です。

前回に続き今回もニュートンから一部ご紹介いたします!
アスリートの遺伝子についてです。

ヤニツ・ピラディス博士の研究によると、遺伝子とパフォーマンスの関連性を示した研究結果を集め、信頼度を判断する基準を定めたところ、基準をクリアしたのはACTN3遺伝子だけだったそうです。
短距離などのスプリント、パワー系のトップ選手はこのACTN3遺伝子のRR型やRX形を持ってることが多く、マラソンなど持久系のトップ選手はXX型が多く、ACTN3遺伝子を持たない選手はいなかったそうです。

このACTN3遺伝子ですがコーカイド(いわゆる白人)の80%、ジャマイカ人の99%、エチオピアやケニア人のほとんどが持っているとのことです。
しかし、ケニア人は持久力はあるものの短距離は得意ではない。
ACTN3遺伝子だけでは予測することはできないと言えます。

他の遺伝子を調べると世界記録保持者を短距離と長距離で比べるとかなり重複していたそうです。
つまり問題となるのは遺伝子のアルゴリズム(組み合わせ)と考えられます。

競泳選手での研究では人種によって重要な遺伝子が異なるということもあったそうです。

ケニアの子供達はMVPA(中等度以上の身体活動)は1日109~254分で平均で156分になるそうで、EUや日本などは15分程度だそうです。
推奨されているのは60分です。
日本の子供たちは活動量が少ないことがわかります。

もしウサイン・ボルトさんがケニアで幼少期を過ごしていたら、大成することは無かったかもしれないと考えられています。
適切な遺伝子のアルゴリズムと適切な環境でトレーニングを行った結果出すことができた世界記録だと考えられます。

日本人でも必要なアルゴリズムとジャマイカ選手のような環境で同じモチベーションや精神を持つことが出来れば同等の結果が出すことは可能だと考えられるようです。

遺伝的要素だけではなく環境が大事ということですね!
子供達に環境を整えてあげることやメンタルを整えることが、世界のアスリートと勝負できるようになる為には大事なんですね。

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