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外傷性骨壊死を疑われた症例
2021.05.10
カテゴリ：院長青柳’ｓ 魔術師への道
外傷性骨壊死を疑われた症例
今まで3万人以上ケアしてきましたが、珍しい症例というのはあるものです。
先日来られた方が、転落・転倒後に下肢の痛みがひどく、MRIの結果、外傷性大腿骨壊死と診断されていました。
画像を拝見しましたが、確かにひどい壊死があるように見えます。
診断も放射線科で受けているので、画像上の壊死があるのは間違いないと思います。
色々試したそうですが痛みが引かず、四六時中痛みがあり、歩行もびっこ状態で歩くくらいで、仕事もままならず大変なようでした。
本当に壊死が痛みの原因ならばさすがに私の範囲外ですが、痛みの状態、可動域、筋力など、徒手検査をしていくと、どうも骨壊死が直接的に痛みに関連しているとは思えないという結果でした。
結果を説明し、施術を開始したところ1か月余りで7割がた改善しました。
壊死層が今後どうなるかは整形外科でフォローして頂きたいところですが、痛みに関してはだいぶ良くなったのでホッとしています。
病院でどんな診断を受けていたとしても、それが正しかったとしても、それが必ずしも痛みや症状の原因だとは限りません。
今回のようにあまり関係ない事もあります。
お電話で「骨壊死で痛くて困ってる」と言われた時は一瞬お断りしようかと思ったのですが、来て頂いてよかったです。
どんな症状でも、痛みの専門家・けんこうカイロへご相談ください＾＾
