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筋膜リリース
2021.08.06
カテゴリ：院長青柳’ｓ 魔術師への道
筋膜リリース
スタッフの義澤です。
数年前に筋膜リリースのローラー？がはやったことがありましたが、当時からこれで筋膜リリースできないだろうと私は思っていたのですが、筋膜についてDNM JAPANの岩吉新先生がYouTubeで以前に動画出されているので、そのお話をちょっと紹介したいと思います。
まず筋膜の捻じれるというエビデンスはないそうです。
ある研究によると足底や大腿の筋膜を変形させるには852㎏の垂直荷重と424㎏の接線力が必要とのことです。
つまり徒手による硬い筋膜を変形することができないいうことです。
そもそも筋膜を伸ばそうとすると、筋膜の損傷を伴い、炎症を起こし痛みが起こってしまいます。
よくある筋膜リリースの施術はかなり痛いらしいですが、これは何が起こっているかというと、強いマッサージでも同じことが言えるのですが、痛みによって本来あった痛みを一時的に抑える働きを利用したもので、一時的なものでしかありません。
しかも損傷を起こしてしまい揉み返しのようなことが起こってしまいます。
特に慢性痛の方は痛みに痛みを重ねていくことで複雑化していってしまい、余計に慢性化させてしまうことがあります。
筋膜には固有感覚受容器や血管など豊富にあるので、筋膜が大事ということは間違いないです。
ただ上記のように徒手で筋膜にアプローチしてもほとんどのものが痛めつけてしまっているので、気を付けましょう！
